第96回形の科学シンポジウム「形態と機能とその解析」@関西学院大学 2024.6/22-24形の科学会 Society for Science on Form, Japan
第96回形の科学シンポジウム「形態と機能とその解析」@関西学院大学(対面開催)
第96回シンポジウムを対面(関西学院大学)で開催します。
第96回シンポジウムのメインテーマは「形態と機能とその解析」です。
生命を持たない河川形態から生き物の形態まで自然界に見られるデザインは、物理則や利便性などの機能的要因に関連し、そしてその機能を発揮するのに最適な形状に自発的に進化してきた面も多々報告されてきました。また、我々が人工物を作るときには、その形態を分析し、より最適な形態を開発することに時間を費やすことが多い。一方で、昨今の技術発展並びに機械学習の活用により形態解析手法も発展し、微に入り細に入り情報を得られるようになってきました。
今回のシンポジウムでは、形態と機能ならびにその解析手法について広い意味に解釈していただき、ご自身の研究内容をご発表していただき、議論を深めていけたら幸いです。
また通常通り、形の科学一般のご講演もお待ちしております。ふるってご参加下さい。
招待講演
第96回シンポジウムの招待講演2件が決まりました。
多くの皆様のご来場、ご聴講を心よりお待ち申し上げております。
6月22日(土)午前 佐賀達矢(神戸大学) 「ミツバチ属とクロスズメバチ属の巣作りの収斂進化」 6月23日(日)午後 野村勝也(関西学院大学) 「トポロジー最適化の方法論と応用」 |
開催概要
【会 期】 2024年 6月22日(土)、23日(日)、24日(月) 【会 場】 関西学院大学 西宮上ケ原キャンパス 〒662-8501兵庫県西宮市上ヶ原一番町1-155 講演会場:B号館203(22日、23日)/関西学院会館 翼の間(24日) 展示会場:B号館204(22日、23日) 【主 催】 形の科学会 【協 賛】 関西学院大学数理センター 【代表世話人】 昌子浩登(関西学院大学) 〒669-1330 兵庫県三田市学園上ヶ原1番 TEL: 079-565-8918 E-mail: shoji[at]kwansei.ac.jp ([at]を@で置き換えてください) 【問合せ先】 代表世話人 【参加費】 一般5000円、学生2000円(会員・非会員とも同一金額です) 【懇親会日程】 6月22日(土) 18:00-20:00 【懇親会会場】 関西学院会館 翼の間 【懇親会費】 一般:5000円 学生:3000円 |
参加申し込み
【講演申込締切日】 2024年5月10日(金) 講演申込
【予稿提出締切日】 2024年5月24日(金) 予稿提出
【参加申込締切日】 2024年6月14日(金) 参加申込(講演代表者以外)
※会場で聴講(対面)の場合は、当日参加も可能です。直接会場までお越しください。
※懇親会(対面)に参加される場合は、必ず事前申込をしてください(6月17日まで)。当日の参加希望は、対応出来かねます。
シンポジウム予稿テンプレートのダウンロード
(DOCX形式・Word2007以降用*)
発表カテゴリー |
シンポジウム予稿集
第96回形の科学シンポジウム予稿集PDF 参加者には会場で予稿集(冊子体)を配布します。 |
プログラム
2024年6月22日(土) 第1日目 関西学院大学 上ヶ原キャンパス | |
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<講演会場> B号館202 <展示会場> B号館204 質疑入力フォーム |
9:00- | 受付 |
10:00-10:05 | 開会の辞 |
セッション1 【形態と機能とその解析】(座長 昌子浩登) | |
10:05-10:30 |
等方型ミツバチ営巣モデルと異方的な巣の形成 陰山真矢(岡山理科大学)、秋山拓海(関西学院大学)、井上純平(同)、大﨑浩一(同) |
10:30-10:45 |
ミツバチ営巣に学ぶ形作り 小川亮(山口大学)、鳴海孝之(同) |
10:45-11:10 |
アリヅカムシ亜科の自然史(コウチュウ目:ハネカクシ科) 井上翔太(東京都立大学) |
11:10-11:25 | 休憩(15分間) |
招待講演(座長 昌子浩登) | |
11:25-12:15 |
【招待講演】 ミツバチ属とクロスズメバチ属の巣作りの収歛進化 佐賀達矢(神戸大学) |
12:15-13:40 | 昼食休憩 (運営委員会) |
セッション2 【形の科学一般】(座長 陰山真矢) | |
13:40-14:05 |
解の形状を用いたある走化性方程式系における解の爆発に関する研究 田中悠也(関西学院大学) |
14:05-14:20 |
BZ反応の数理モデルを用いた領域変化における整流作用について 村上智哉(関西学院大学)、昌子浩登(同) |
14:20-14:45 |
関節点軌道に関する機械学習のデータ拡張とフレームデータの関係について 深見爽輝(福井大学)、髙田宗樹(同) |
展示説明 (プレゼン時間5分、質疑無し)(座長 陰山真矢) | |
14:45-14:50 |
木造継手の立体教材の開発IV 山田祐資(千葉工業大学)、手嶋吉法(同) |
14:50-14:55 |
外形が立方体の回転式3Dジグソーパズルの開発III 齋藤玖恩(千葉工業大学)、池上祐司(理化学研究所)、山澤建二(同)、手嶋吉法(千葉工業大学) |
14:55-15:10 | 休憩(15分間) |
セッション3 【形の科学一般】(座長 手嶋吉法) | |
15:10-15:35 |
X線動力学回折におけるラウエとブラッグケースの分散面の形効果 根岸利一郎(科学リテラシー研究所) |
15:35-16:00 |
量子時空の形 佐藤勇貴(福井大学) |
16:00-16:25 |
天体観測に基づくカッシーニの世界地図(1696) 杉本剛(神奈川大学) |
16:25-16:35 | 休憩 |
16:35-17:35 | 総会 |
18:00-20:00 |
懇親会 (会場:関西学院会館 翼の間) |
2024年6月23日(日) 第2日目 関西学院大学 上ヶ原キャンパス | |
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<講演会場> B号館202 <展示会場> B号館204 質疑入力フォーム |
9:00- | 受付 | セッション4 【形態と機能とその解析】(座長 昌子浩登) |
9:30-9:55 |
空圧駆動に基づく幾何学形状可変性グリッパーやリング構造の構築 遠藤洋史(富山県立大学)、本多佑希(同)、守川和馬(同) |
9:55-10:20 |
ペースト状人工骨の数理 〜材料特性が導く形態と機能,その予測へ〜 市田優(関西学院大学) |
10:20-10:45 |
円筒試験片の実験モード解析 長尾祐太(千葉工業大学)、手嶋吉法(同) | 10:45-11:00 | 休憩(15分間) | セッション5 【形の科学一般】(座長 岸本直子) |
11:00-11:25 |
折り紙における不動点とその軌跡 海野啓明(仙台高等専門学校名誉教授) |
11:25-11:50 |
人工知能による情報が欠如したデータからのCT画像の再現 植田毅(東京慈恵会医科大学) |
11:50-13:20 | 昼食休憩 |
セッション6 【形態と機能とその解析】(座長 昌子浩登) | |
13:20-13:35 |
細胞列モデルによるがん発生パターンの数理解析 佐野英輝(関西学院大学)、昌子浩登(同) |
13:35-14:00 |
消化管 大腸ループの形成 本多久夫(神戸大学、理化学研究所) |
セッション7 【Forum】(座長 植田毅) | |
14:00-14:20 |
深層学習を用いた病理画像変換の開発 脇谷昌汰(関西学院大学)、昌子浩登(同) |
14:20-14:40 |
肝臓内の毛細血管ネットワーク構造の3次元可視化アルゴリズム 荒木聡一郎(関西学院大学)、巳波弘佳(同)、昌子浩登(同) | 14:40-14:50 | 休憩 |
招待講演(座長 昌子浩登) | |
14:50-15:40 |
【招待講演】 トポロジー最適化の方法論と応用 野村勝也(関西学院大学) |
15:40-15:50 | 休憩 |
セッション8 【形の科学一般】(座長 岸本直子) | |
15:50-16:15 |
七久保の道穴 (群馬県下仁田町) の洞床堆積物から産した陸産貝類遺骸群集 増山慈 (富山大学) 、柏木健司(同) |
16:15-16:40 |
放散虫 Pantanellium 属の外殻構造の 1D・2D表現方法 吉野隆(東洋大学)、松岡篤(新潟大学)、木元克典(JAMSTEC)、岸本直子(関西学院大学) |
16:40-17:05 |
佐渡産の沢根ダンゴ石 松岡篤(新潟大学) |
17:05-17:30 |
大径化した原木の建築構造材への利活用に関する研究(その4)仮設建築物の施工および見学者に対するアンケート結果 小野聡子(近畿大学)、加藤憲司((株)HKS 環境建築)、杉村泰司((株)杉村構造設計)、荒木光子(ローカルズ 55) |
2024年6月24日(月) 第3日目 関西学院大学 上ヶ原キャンパス | |
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<講演会場> 関西学院会館 翼の間 質疑入力フォーム |
9:00- | 受付 | セッション9 【形と知】(座長 昌子浩登) |
9:30-9:55 |
ゲノム距離 dG:形の簡約化 西垣 功一(埼玉大学)、濱野圭一(GenoLife研究会) |
9:55-10:20 |
羊蹄山と富士山の形状比較 山口喜博 |
10:20-10:45 |
シャルピンスキー四面体プロジェクションマッピング 出原立子(金沢工業大学) |
10:45-11:00 | 休憩(15分間) |
セッション10 【形の科学一般】(座長 山口喜博) | |
11:00-11:15 |
フラクタル次元を用いた肝臓形態比較とそのメカニズム推測 小山紗歩(関西学院大学)、昌子浩登(同) |
11:15-11:40 |
盆栽の造形美の科学 -自動撮影による 3D 化と骨格検出および Horton 則を活用した樹形分析- 内海忍(九州大学)、石井友一朗(神戸大学)、小山賢晋(九州大学)、丈野仁寿(同)、進聡一郎(同)、岡田憲(同)、石丸大晟(同)、松岡伸龍(熊本大学)、田中聡至、阿部太一(福岡大学) |
11:40-12:05 |
Horton則を活用した系統樹の幾何学的特徴の解析法による進化現象の特性の調査 石井友一朗(神戸大学) |
12:05- | 閉会の辞 |
アクセスマップ
代表世話人:昌子浩登 事務局シンポジウム担当:手嶋吉法、小川直久 事務局長:塩澤友規 事務局長補佐:松浦執 WEB担当:沓名健一郎、海野啓明
The 96th Symposium of Science of Form “Form and Function and Their Analysis” @ Kwansei Gakuin University June 22-24,2024
Outline of the Exhibition
Dates: June 22 (Sat.), 23 (Sun.), 24 (Mon.), 2024
Venue: Kwansei Gakuin University
Invited Lectures:
Tatsuya Saga (Kobe University)
Convergent Evolution in Nest Building among Honeybees (Apis) and Social Wasps (Vespula)
Katsuya Nomura (Kwansei Gakuin University)
Topology Optimization Methodology and Applications
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Organizer: Society for Science on Form, Japan
Supported by Mathematical Center, Kwansei Gakuin University
Chairperson: Hiroto Shoji (Professor, Kwansei Gakuin University)
1, Gakuen Uegahara, Sanda-shi, Hyogo, Japan 669-1330
E-mail: shoji[at]kwansei.ac.jp
Chairman: Hiroto SHOJI, Secretariat: Yoshinori TESHIMA, Naohisa OGAWA
Secretary General:Tomoki SHIZOZAWA, Assistant Secretary : Shu MATSUURA, Webmaster:Kenichiro KUTSUNA, Keimei KAINO