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第93回形の科学シンポジウム「知識社会における形」@福井大学&オンライン 2022.11/19-21形の科学会 Society for Science on Form, Japan

第93回形の科学シンポジウム@福井大学&オンライン(ハイブリッド開催)

第93回形の科学シンポジウムを福井大学(対面)およびオンラインのハイブリッドで開催致します。

メインテーマ「知識社会における形」
 技能(行動のための知識)のほとんどは、徒弟制度のなかで口伝にて伝承され、会得すべき「匠(工)の技」であった。一方、今日必要とされる「行動のための知識」は客観的で伝達可能な、体系的に誰にでも教えられるものでなくてはならない。この思想が、今日の米国における生産の優位性を担保しているのかも知れない。
 脱資本主義化する世界の中心コンセプトとして、「知識」を挙げたのはPF Drucker(1909-2005)である。彼の最も基本的な関心は「人を幸福にすること」にあったとされる。「知識」が社会の中心を占める社会はここにある。人間中心の社会の実現に向けた知識基盤社会を支えるためには、情報・通信およびロボット・知能システムの技術革新、データサイエンスを利活用することが期待されている。本シンポジウムでは、この「知識社会」における興味深い形に焦点をあてて議論を行う。

本シンポジウムはオンラインでのご参加も可能です。多くの皆様のご参加、ご来場をお待ちしております。

開催概要

【会 期】  2022年11月19日(土)~21日(月)
【会 場】  福井大学 アカデミーホール 
【オンライン】講演者と参加者に詳細情報をお伝えします
【参加費】  対面参加: 一般5000円、学生1000円
       オンライン参加: 一般4000円、学生500円
【主 催】  形の科学会
【代表世話人】髙田宗樹(福井大学大学院工学研究科)
【世話人】  平田隆幸(福井大学大学院工学研究科)松本拓也(福井大学大学院工学研究科)
       松浦康之(岐阜市立女子短期大学)
【問合せ先】 E-mail: takada[at]u-fukui.ac.jp ([at]を半角@で置き換えて下さい)
※オンライン参加費のお支払い方法は後日ご登録のメール宛にお知らせ致します。

参加申し込み

【講演申込締切日】 2022年10月10日(月) 講演申込
【予稿提出締切日】 2022年10月20日(木) 予稿提出
【参加申込締切日】 2022年11月13日(日) 参加申込(講演代表者以外)
※オンライン参加の申込み締切は 2022年11月13日(日)までとなっております。会場(オフライン)での聴講をご希望の場合は、当日参加も可能です。直接会場までお越しください。
※オンラインでの講演・参加をご希望の場合は2022年11月14日(月)までにメールの案内に従いお振込みください。確認次第、Zoomのリンクをメールでお送りいたします。
シンポジウム予稿テンプレートのダウンロード
(DOCX形式・Word2007以降用*)

発表カテゴリー
1. 知識社会における形
2. 形の科学一般:あらゆる分野での形に関わる自由な内容の講演を受け付けております
3. 形と知:分野を問わず、自由な形式でのあらゆるタイプの活動のご紹介
4. 展示:自由な形式の作品・研究発表ポスターなどの展示
5. Forum:自由なテーマで、各自の研究領域の問題や成果、興味深い「かたち」に関する話題などをご紹介いただけます。非専門家にも分かるような発表をお願いします。また、Forma誌(カテゴリー:Forum)への4枚以内の投稿原稿をご持参いただきます。講演時間と討論時間を10分ずつ設ける予定です。

<注意事項>
〇発表時間25分(講演20分+質疑応答5分)を予定しています。
〇学生または院生の方で、短めの講演時間(講演10分+質疑応答5分)を希望される場合は、講演申込時に明記してください。
〇講演申込をした方(代表者)は、「参加(聴講)申込みフォーム」は不要です。
〇「展示」のセッションでは展示作品を用いた実演、販売をも行うことが出来ます。
〇Zoomを起動させるため、世話人が用意したPCでご発表頂きます。データを移すUSBメモリなどをお持ちください。

 

シンポジウム予稿集


第93回形の科学シンポジウム予稿集PDF
参加者には会場で予稿集(冊子体)を配布します。


プログラム

2022年11月19日(土) 第1日目 福井大学&オンライン
講演・展示会場 福井大学アカデミーホール
(運営委員会 11月17日木曜日20時から)
(forma編集幹事会 11月18日金曜日15時から)
13:00- 受付
13:25 開会の辞: 松浦康之
セッション1 【知識社会における形】 座長:松浦康之
13:30-13:55
P1-1
二重対称周期軌道の回転分岐で生じた周期軌道の対称性
山口喜博(形の科学会会長)
13:55-14:20
P1-3 @ONLINE
孀婦岩の図像学
杉本剛(神奈川大学)
14:20-14:45
P1-4 @ONLINE
田川古墳群の年代推定と邪馬台国の位置の推定
小川進(空間技術研究所)
14:45-15:10
P1-5 @ONLINE
Pythonを使って球面のボロノイ分割 ―地球上の資源分布の解析―
平田隆幸(福井大)、髙田宗樹(同)
15:10-15:30 休憩
セッション2 【形の科学一般】 座長:平田隆幸
15:30-15:55
P1-6 @ONLINE
平面・球面・空間におけるボロノイ調節法再考(II)
種村正美(統計数理研究所・名誉教授)
15:55-16:20
P1-7 @ONLINE
円弧資材を用いた無鋲釘自己支持球面多面体
山﨑憲久(積み木インテリアギャラリー)、佐藤郁郎(宮城県立がんセンター)
16:20-16:45
P1-8
磁気共鳴表面スキャナー:文化遺産建造物の中の空洞・亀裂の非破壊・非接触検出にむけて
中島善人(産業技術総合研究所)

11月20日(日) 第2日目 福井大学&オンライン
講演・展示会場 福井大学アカデミーホール
9:00- 受付
セッション3 【知識社会における形】 座長:松浦執
9:00-9:25
A2-1
認知機能評価時における律動脳波に関する研究
鷲見久遠(福井大学)、保谷太陽(同)、中根滉稀(同)、髙田宗樹(同)、伊藤菊男(ニューロスカイ)
9:25-9:50
A2-2
集中時における脳波と表情の関連
宇佐美雄也(福井大学)、中根滉稀(同)、松浦康之(岐阜市立女子短期大学)、平田隆幸(福井大学)、髙田宗樹(同)
セッション4 【形と知】 座長:髙田宗樹
9:50-10:15
A2-3
意見交換でなぜクリティカル・シンキングが起きるのか−ロボットとの会話
松浦執(東京学芸大学)、後藤勝洋(渋谷区立西原小学校)
10:15-10:40
A2-4
中生代放散虫Pantanelliidae科放散虫の形態形成と系統進化
松岡篤(新潟大学)、吉野隆(東洋大学)、木元克典(海洋研究開発機構)、岸本直子(摂南大学)
10:40-11:00 休憩
セッション5 【展示】【形の科学一般】 座長:髙田宗樹 (5分ずつ解説していただきます)
11:00-11:05
A2-5
2023年用の放散虫カレンダー
松岡篤(新潟大学)、冨田雄太(イメージミッション木鏡社)
11:05-11:10
A2-6
木造継手の立体教材の開発II
麻生真世(千葉工業大学)、手嶋吉法(同)
11:10-11:15
A2-7
空間を周期的に埋め尽くす立体形状の開発II
岡田莉歩(千葉工業大学)、手嶋吉法(同)
11:15-11:20
A2-8
空間を周期的に埋め尽くす立体形状の開発III
樫村優花(千葉工業大学)、手嶋吉法(同)
11:20-11:25
A2-9
機械機構を学ぶ為の立体教材の開発
伊美岳(千葉工業大学)、手嶋吉法(同)
11:25-11:30
A2-10
SP2(平面三角形)、SP3(正4面体)で作る、炭素同素体分子模型案
八十嶋章雄(SSDS Symmetric)
11:30-11:55
P3-1 @ONLINE
文字学習時の脳内イメージ解像度
沓名健一郎(タクシン大学)、本田容子(鎌倉女子大学)、髙田宗樹(福井大学)
11:55-13:30 昼食休憩
セッション6 【特別講演】 座長:髙田宗樹
13:30-14:20
P2-1
CT画像誘導陽子線がん放射線治療における日々の体内臓器変化による治療効果への影響評価と適合治療へ向けた研究開発
前田嘉一(福井県立病院 陽子線がん治療センター陽子線治療研究所)
14:20-14:40 休憩
セッション7 学生セッション【知識社会における形】 座長:根岸利一郎
14:40-14:55
P2-2
スチーム式加湿器を用いたハーブサウナの効果検証に関する研究
中嶋大祐(福井大学)、塚本圭祐(同)、平田隆幸(同)、髙田宗樹(同)
14:55-15:10
P2-3
筆記具使用時おける生体評価の可能性に関する研究
塚本圭祐(福井大学)、村形伸一(パイロットコーポレーション)、小松靖志(同)、髙田宗樹(福井大学)
セッション8 【ジュニア】 座長:根岸利一郎
15:10-15:25
P2-4 @ONLINE
Recognition of multiple piano music genres by machine learning
Kael Kameoka(Fukuoka International Highschool)、植田毅(東京慈恵会医科大学)
15:25-15:45 休憩
セッション9 【形の科学一般】 座長:松岡 篤
15:45-16:10
P2-5
羽毛の断面の画像によるマメルリハインコ、ウロコインコ、文鳥・白の構造色の解明
植田毅(東京慈恵会医科大学)、植田翠(徳島大学)、平塚理恵(東京慈恵会医科大学)、森本元(山階鳥類研究所)
セッション10 【FORUM】 座長:松岡 篤
16:10-16:30
P2-6
反応拡散モデルによる平面充填アルゴリズム
昌子浩登(関西学院大学)、岩本凌(同)、山田耕太郎(阿南工業高等専門学校)
16:30-16:50
P2-7
科学の普及活動と考えるかたち
根岸利一郎(科学リテラシー研究所)、齋藤茂(同)、牧口一男(同)、三上修平(同)、課代表者(深谷市教育委員会生涯学習スポーツ振興課)、関口久美子(埼玉工業大学)、高橋優(同)、根岸順治(山根技研)

11月21日(月) 第3日目 福井大学&オンライン
午前:エクスカーション(各自)
午後:講演・展示会場 福井大学アカデミーホール
13:50- 受付
セッション11 【形の科学一般】 座長:杉浦明弘
14:00-14:25
P3-2 @ONLINE
回転式開閉機構を有する簡易構造物のプロトタイプ試作
堀田楓(近畿大学)、小野聡子(同)
14:25-14:50
P3-3 @ONLINE
細胞の増殖および細胞の消滅を応用したトラス構造物の形態創生に関する研究 小野聡子(近畿大学)
14:50-15:05 休憩
セッション12 【知識社会における形】 座長:松浦康之
15:05-15:30
P3-4
回転する円板の幾何学的位相について
松本拓也(福井大学)、髙田宗樹(同)、保倉理美(同)
15:30-15:55
P3-5
複合感覚刺激と映像酔い原因理論の関係性について
杉浦明弘(岐阜医療科学大学)、田中邦彦(同)、髙田宗樹(福井大学)
15:55 閉会の辞: 髙田宗樹

エクスカーションのご提案

本シンポジウム3日目午前のエクスカーションに最適な見学スポットを数点ご提案しております。 その中から、2点こちらにご紹介させていただきます。

養浩館(養浩館庭園)

国名勝に指定された福井藩主松平家の別邸「養浩館」庭園
米国の日本庭園専門誌が選ぶ日本庭園ランキングにおいて14年連続10位以内にランクインするなど、国内外から高い評価を得ています。
現在、金・土・日・祝日・祝前日は17時~20時半まで秋のライトアップを実施中。紅葉に染まる水面を眺め、ゆったりとお寛ぎください。

養浩館庭園
〒910-0004 福井県福井市宝永3丁目11-36
TEL 0776-20-5367
11月は毎日開館しています。
【アクセス】
JR福井駅から福井城本丸跡を通り抜けますと、徒歩15分です。
入場料 一般220円/開園時間 午前9時~午後7時 ※ライトアップ:午後5時~8時半
紅葉情報についてはこちらからご確認ください。※土日祝日のライトアップは大変混雑しますが、金曜夜間は混雑がやや控えめのようです。19日土曜日、20日の日曜日はライトアップ時間の入場料が無料のため混雑が予想されます。




一乗谷朝倉氏遺跡博物館

2022年10月1日オープンの新博物館
都の北面を守る要衝の地福井に繁栄した朝倉氏。日本海と美濃への街道の分岐点に位置する一乗谷に居館を構えた、その大きな影響力を表すかのような朝倉館の原寸大展示は圧巻です。ぜひご来場ください。

福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館
〒910-2151 福井県福井市安波賀中島町8-10
TEL 0776-41-7700
オープン特別月間として11月は毎日開館しています。通常は月曜休館
【アクセス】
JR福井駅から電車(越美北線)で15分。
「一乗谷駅」下車。徒歩 3分。
観覧料 一般700円/開館時間 午前9時~午後5時 <注意事項>
〇ご来場にはWEB予約が必要です。各自でお申し込みください。

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代表世話人:髙田宗樹 世話人:平田隆幸、松本拓也、松浦康之 事務局シンポジウム担当:手嶋吉法 事務局長:塩澤友規 事務局補佐:松浦執 WEB担当:沓名健一郎、海野啓明



最終更新日: 2022年11月19日
2022年09月30日金曜日/2022-09-30T07:06:56+09:00 category : シンポジウム, 学会情報 タグ: , , ,
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