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第97回形の科学シンポジウム「現実のかたち・仮想のかたち」@東京電機大学 2024.11/30-12/1形の科学会 Society for Science on Form, Japan

第97回形の科学シンポジウム「現実のかたち・仮想のかたち」@東京電機大学(対面開催)

第97回シンポジウムを対面(東京電機大学 鳩山キャンパス)で開催します。
第97回シンポジウムのメインテーマは「現実のかたち・仮想のかたち」です。近年、ヘッドマウントディスプレイなどデバイス技術や空間構築のためのソフトウェア技術の進展に伴い、仮想現実(Virtual Reality、VR)やメタバースに注目が集まっています。
さらに、現実と仮想が複合した世界を表現する複合現実(Mixed Reality、MR)の研究も行われています。「現実」と「仮想」の対比は、より広く捉えると、現実空間とモデルの空間や数学的空間、実物体とモデルや図形の概念、実世界の現象とシミュレーションなど、様々な視点で考えることもできます。
そこで今回のシンポジウムでは、現実と仮想について広い意味で捉えていただき、皆様の研究分野における現実と仮想のかたちの現れる様や、そこでの課題・工夫についてご発表いただいたり、現実と仮想の複合領域での取り組みをご発表いただいたりして、現実と仮想にまつわる議論を分野を超えて深めていけたらと思います。
また通常通り、形の科学一般のご講演もお待ちしております。ふるってご参加下さい。

招待講演

第97回シンポジウムの招待講演2件が決まりました。
多くの皆様のご来場、ご聴講を心よりお待ち申し上げております。

11月30日(土)午前
  武政誠(東京電機大学 理工学部 生命科学系)
 「食品のかたちと食感~3Dプリンタによる食感創造と食感AI分析~」

12月1日(日)午前
  荒船龍彦(東京電機大学 理工学部 電子情報・生体医工学系)
 「身体のかたちの治療支援」


開催概要

【会 期】  2024年 11月30日(土)、12月1日(日)
【会 場】  東京電機大学 鳩山キャンパス 〒350-0394埼玉県比企郡鳩山町石坂
       講演会場 12号館1階124(両日)
       展示会場 12号館1階アトリウム(両日)
【主 催】  形の科学会
【代表世話人】 東京電機大学 松浦昭洋
       E-mail: matsu[at]rd.dendai.ac.jp ([at]を@で置き換えてください)
【問い合わせ先】 代表世話人
【参加費】  会員・非会員とも同一料金です。一般:5000円、学生:2000円
【懇親会日程】 11月30日(土)
【懇親会会場】 HATO CAFE(4号館1階)
【懇親会費】 一般:5000円 学生:3000円

参加申し込み

【講演申込締切日】 2024年10月26日(土) 講演申込
【予稿提出締切日】 2024年11月8日(金) 予稿提出
【参加申込締切日】 2024年11月23日(土) 参加申込(講演代表者以外)

※会場で聴講(対面)の場合は、当日参加も可能です。直接会場までお越しください。
※懇親会(対面)に参加される場合は、必ず事前申込をしてください(11月23日まで)。当日の参加希望は、対応出来かねます。
シンポジウム予稿テンプレートのダウンロード
(DOCX形式・Word2007以降用*)

発表カテゴリー
1. 「現実のかたち・仮想のかたち」:第97回シンポジウムメインテーマ
2. 形の科学一般:あらゆる分野での形に関わる自由な内容の講演を受け付けております
3. 形と知:分野を問わず、自由な形式でのあらゆるタイプの活動のご紹介
4. ジュニアセッション:ジュニア会員の研究発表。
5. 展示:自由な形式の作品・研究発表ポスターなどの展示
6. Forum:自由なテーマで、各自の研究領域の問題や成果、興味深い「かたち」に関する話題などをご紹介いただけます。非専門家にも分かるような発表をお願いします。また、Forma誌(カテゴリー:Forum)への4枚以内の投稿原稿をご持参いただきます。講演時間と討論時間を10分ずつ設ける予定です。

<注意事項>
〇発表時間25分(講演20分+質疑応答5分)を予定しています。
〇学生または院生の方で、短めの講演時間(講演10分+質疑応答5分)を希望される場合は、講演申込時に明記してください。
〇講演申込をした方(代表者)は、「参加(聴講)申込みフォーム」は不要です。

 

シンポジウム予稿集


第97回形の科学シンポジウム予稿集PDFをDL  PDFを開く
参加者には会場で予稿集(冊子体)を配布します。


プログラム

2024年11月30日(土) 第1日目 東京電機大学 鳩山キャンパス
  <講演会場>  12号館1階124室
  <展示会場>  12号館1階アトリウム   質疑入力フォーム
8:45- 受付
9:25- 開会の辞
セッション1 【形の科学一般】(座長 根岸利一郎)
9:30-9:55 白い鳥の羽枝断面構造の比較
植田毅(東京慈恵会医科大学)、平塚理恵(同)
9:55-10:20 細胞の増殖および細胞の消滅を応用したトラス構造物の形態創生に関する研究 ― 形態の創生領域を設定した場合 ―
小野聡子(近畿大学)
10:20-10:30 休憩(10分間)
招待講演 (座長 松浦昭洋)
10:30-11:20 【招待講演】
食品のかたちと食感~3Dプリンタによる食感創造と食感AI分析~
武政誠(東京電機大学 理工学部 生命科学系)
10:20-10:35 休憩(15分間)
セッション2 【展示説明】(各5分間、質疑無し)(座長 松岡篤)
11:35-11:40
(ジュニア発表)
ポスター展示: 新潟県長岡市落水における放散虫化石の採取と標本作成
板垣礼子(新潟大学附属長岡中学校)
11:40-11:45
(ジュニア発表)
ポスター展示:生きている放散虫の採取・飼育および標本作製
板垣成俊(新潟大学附属長岡中学校)
11:45-11:50 視覚障害者が解剖学を学ぶ為の立体教材の開発
手嶋吉法(千葉工業大学)、篠田萌華(同)、川端出帆(同)、土居周弘(同)、寺口さやか(広島県立広島中央特別支援学校)
11:50-11:55 機械機構を学ぶ為の立体教材の開発Ⅲ
遠矢孔成(千葉工業大学)、手嶋吉法(同)
11:55-12:00 2025年用の放散虫カレンダー
松岡篤(新潟大学)、冨田雄太(イメージミッション木鏡社)
12:00-12:05 科学リテラシーを普及するための小道具たち
根岸利一郎(科学リテラシー研究所)、高橋優(埼玉工業大学)
12:05-12:10 全天球の情報を一望する視野拡張システム
松浦昭洋(東京電機大学)、宮川瑠偉(元東京電機大学)
12:10-12:15
(ジュニア発表)
新潟県糸魚川市能生の弁天岩周辺、新潟県上越市の黒井突堤周辺と沖縄県本部町の瀬底島周辺の海水から得た放散虫
諏佐和香(新潟大学附属長岡中学校)
12:15-13:30 昼休憩(75分間)
セッション3 【現実のかたち・仮想のかたち】(座長 海野啓明)
13:30-13:55 工芸と幾何学デザインのコラボ①京都・与謝野町の織物
中村健蔵(幾何学デザイン工房)
13:55-14:20 球面折り鶴
吉野隆(東洋大学)
14:20-14:45 フラクタル・イマジナリーキューブの影
立木秀樹(京都大学)
14:45-15:10 ギーリス曲線を用いたプロダクトデザインの生成
松浦真也(愛媛大学)
15:10-15:25 休憩(15分間)
セッション4 【形の科学一般】(座長 植田毅)
15:25-15:50 科学リテラシーと体験のかたち
根岸利一郎(科学リテラシー研究所)、 齋藤茂(まなびクラブ・リクウェイ)、杉田一郎(同)、牧口一男(同)、三上修平(同)、関口久美子(埼玉工業大学)、高橋優(同)、根岸順治(山根技研)
15:50-16:15 X線マイクロCT技術をもちいた放散虫殻の密度測定
松岡篤(新潟大学)、木元克典(JAMSTEC)
16:15-16:40 ロクス・ファン・フィーンによるベーフェルウェイクの彗星図(1680)
杉本剛(神奈川大学)
16:40-16:55 植物性充填材とポリフェノールを含有した懸濁液による自在な形の食品積層造形
小田陽矢(東京電機大学)、武政誠(同)
17:45-19:45 懇親会
(会場:HATO CAFE 4号館1階)

2024年12月1日(日) 第2日目 東京電機大学 鳩山キャンパス
  <講演会場>  12号館1階124室
  <展示会場>  12号館1階アトリウム   質疑入力フォーム
9:00- 受付
セッション5 【現実のかたち・仮想のかたち】【形の科学一般】【形と知】(座長 手嶋吉法)
9:45-10:00 包丁による食材切断時の物理量計測とその再現手法の検討
堀越涼太(東京電機大学)、松浦昭洋(同)
10:00-10:15 自在な食感制御に向けた食品の形設計法開発
金子瑠晟(東京電機大学)、武政誠(同)
10:15-10:30 フード3Dプリンタで作製した食品内部構造の形による塩味の知覚制御
山浦寛大(東京電機大学)、武政誠(同)
10:30-10:55 生徒が個別調整する生成AIフィードバック
井戸季詠子(いずみの森義務教育学校)、後藤勝洋(渋谷本町学園)、松浦執(東京学芸大学)
10:55-11:10 休憩(15分間)
招待講演 (座長 松浦昭洋)
11:10-12:00 【招待講演】
身体のかたちの治療支援
荒船龍彦(東京電機大学 理工学部 電子情報・生体医工学系)
12:00-13:20 昼休憩
(12:10-13:10運営委員会)
セッション6 【形の科学一般】(座長 山口喜博)
13:20-13:45 ブーリガン構造の圧縮強度に関する研究Ⅱ
箕田要(千葉工業大学)、手嶋吉法(同)
13:45-14:10 円柱充填構造の強度異方性に関する研究
湊川裕介(千葉工業大学)、手嶋吉法(同)
14:10-14:25 コロナ感染症拡大に伴う市場の構造変化
保谷太陽(福井大学)、佐藤勇貴(同)、高田宗樹(同)
14:25-14:40 認知手順学習時における律動脳波に関する研究
石渡文剛(福井大学)、高田宗樹(同)
14:40-14:55 休憩(15分間)
セッション7 【現実のかたち・仮想のかたち】(座長 立木秀樹)
14:55-15:20 4次元のコンパス
宮崎興二(京都大学)
15:20-15:45 記号計算による既約代数曲線のフェーリアンブランチへの分解
宮澤篤(3Dコンソーシアム)
15:45-16:00 4次元物体のジェスチャを用いた直感的操作の試み
王逸飛(東京電機大学)、松浦昭洋(同)
16:00- 閉会の辞


アクセスマップ

アクセス・現地情報

交通案内
 埼玉鳩山キャンパス交通案内
最寄り駅からキャンパスまでのアクセス(バスの時刻表)
◆11/30(土)は、東武東上線「北坂戸駅」西口と「高坂駅」西口、JR高崎線「熊谷駅」南口からスクールバスが出ております。
〔→スクールバス時刻表
◆12/1(日)は休日でスクールバスが運行しないため、高坂駅西口から「川越観光バス」をご利用ください。時刻表は以下でご確認ください。 (土曜日も利用可能です)
〔→川越観光バス時刻表
ホテルについて
キャンパス最寄りの高坂駅、北坂戸駅周辺にはホテルがないため、その近隣の坂戸駅、若葉駅、東松山駅等で取って頂くとよいかと思います。紅葉のハイシーズンですので、できるだけ早く予約されることをお薦めします。

代表世話人:松浦昭洋 事務局シンポジウム担当:手嶋吉法、小川直久 会長:海野啓明 事務局長:塩澤友規 事務局長補佐:松浦執 WEB担当:沓名健一郎




The 97th Symposium of Science of Form “Forms of Reality / Forms of Virtuality” @ Tokyo Denki University Nov.30- Dec.1 ,2024

Outline of the Exhibition

Dates: November 30 (Sat), December 1 (Sun) 2024
Venue: Tokyo Denki University
Invited Lectures:
Makoto TAKEMASA, Tatsuhiko ARAFUNE
===
Organizer: Society for Science on Form, Japan
Chairperson: Akihiro MATSUURA (Professor, Tokyo Denki University)
Ishizaka, Hatoyama-cho, Hiki-gun, Saitama, Japan 350-0394
E-mail: matsu[at]rd.dendai.ac.jp

 


Chairman: Akihiro MATSUURA, Secretariat: Yoshinori TESHIMA, Naohisa OGAWA
President of a society: Keimei KAINO, Secretary General:Tomoki SHIZOZAWA, Assistant Secretary : Shu MATSUURA, Webmaster:Kenichiro KUTSUNA


最終更新日: 2024年12月4日
2024年09月25日水曜日/2024-09-25T16:58:47+09:00 category : シンポジウム, 学会情報 タグ: ,
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