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第74回 形の科学シンポジウム@東京農工大学 11/16-18形の科学会 Society for Science on Form, Japan

第74回 形の科学シンポジウムが東京農工大学小金井キャンパスにて開催されます。

第74回 形の科学シンポジウム「 機械・乗物の形 ―過去・現在・未来―」

ダイムラーやベンツが初期のガソリン自動車を作ったのが1885年,ライト兄弟が初めて飛行機を飛ばしたのが1903年,チャベックが戯曲RURでロボットの造語を作ったのが1921年.それから概ね1世紀が経ち,これらの機械や乗り物はその機能を飛躍的に発展させるとともに,形も大きく進化させました.また,近年では,効率や機能の向上のみでなく,人間の感性への働きかけや環境への配慮といった面も重視されるようになりました.今回のシンポジウムでは,これらの機械や乗り物の形を取り上げ,過去と現在を俯瞰しながら,将来への展望へと思いを馳せたいと思います. 会場キャンパス内の博物館見学ツアーなども検討しております. 詳細HP<第74回 形の科学シンポジウム> 以下よりお申し込みください 参加申し込み(参加のみ) 講演申し込み(参加申込を兼ねる) 予稿投稿

開催概要

【会期】2012年11月16日(金)~18日(日)
【会場】東京農工大学 東京農工大学工学府 小金井キャンパス11号館5階、交通案内
【プログラム】 発表プログラム(ページ末尾を参照)
【主催】 形の科学会 【世話人】 平山修(代表世話人)、佐野理 【申込先 問合せ先】代表世話人 平山修 〒184-8588 東京都小金井市中町2-24-16 東京農工大学工学研究院
tel&fax: 042-388-7200
E-mail: hrym[at]cc.tuat.ac.jp (メールアドレスの[at]の部分は@で置き換えてください。

【招待講演】

11月16日(金)13:15-14:15  新井紀夫 教授(東京農工大学機械システム工学専攻)   「飛行機とパラシュートの形」 11月17日(土)15:15-16:15  ラクシンチャラーンサク ポンサトーン 准教授(東京農工大学機械システム工学専攻)   「カー・ロボティクス–ぶつからないクルマの形–」 11月16日(金)9:15-10:15  水内郁夫 准教授(東京農工大学機械システム工学専攻)   「人体とロボットの形と機能」 11月18日(日)9:30-10:30  須藤正道 教授(東京慈恵会医科大学宇宙航空医学研究室)   「ライト兄弟から宇宙船まで」

【特別企画】科学博物館ツアー 2012年11月17日(土)13時〜15時
科学博物館のツアーを企画しております。東京農工大学科学博物館は本年10月3日にリニューアルオープンいたしました。明治19年(1886年)、東京農工大学工学部の前身である農商務省局蚕病試験場の「参考品陳列場」にはじまる数多くの貴重な資料を展示する博物館です。これらの資料の中にはシンポジウムのテーマである「機械・乗物の形」と関連した各種の繊維機械類も含まれています。見学する当日は元東京農工大工学部教授で元博物館長の壁矢久良先生にお話をいただきます。是非ご参加ください。 HP:東京農工大学科学博物館 ※11月18日(日)は休館日となっておりますのでご覧いただくことができません。

【参加費】 会員・非会員ともに一般3000円、学生1500円
【懇親会】 2012年11月17日(土)夕方 場所:エリプス3階
【懇親会費】 一般5000円,学生3000円
【講演申込締切日】 2012年10月1日(月)
【予稿原稿提出締切日】 2012年10月15日(月)
【参加申込締切日】 2012年11月9日(金) 講演については若干余裕がございましたので講演申込みを延長致しましたが、直後に定数に達しましたのでお申し込みを締め切らせていただきます。 何かございましたら世話人までお問い合わせください。 ※予稿作成の方法と投稿上の注意につきましては、「予稿・論文投稿規定」をご覧ください。予稿原稿のテンプレート( PDFWord )がございます。申し込み上の注意については、「入会・各種申し込み」をご覧ください。

プログラム

11月16日(金):第1日目
8:30 受付開始
9:00-9:15 開会の辞
  機械・乗物の形 招待講演 (座長 平山修)
9:15-10:15 人体とロボットの形と機能
 水内郁夫・東京農工大学
  (10:15-10:25 休憩)
  機械・乗物の形 (座長 平山修)
10:25-10:45 壁・天井面移動ロボット支持機構のための適切な摩擦・支持力を発揮するゴム形状
 坂梨菜津子・東京農工大学
 水内郁夫・東京農工大学
10:45-11:05 ノイズを利用したゾウリムシロボットの探索行動
 石渡信吾・横浜国立大学工学部
 岡駿資・横浜国立大学工学部
 倉本真・横浜国立大学工学部
  (11:05-11:15 休憩)
  形の科学一般/形と知 (座長 石渡信吾)
11:15-11:35 マイクロマシン活用を目的としたゾウリムシの行動制御
 難波俊介・東京農工大学工学府
 石渡信吾・横浜国立大学
 和田正義・東京農工大学工学府
 平山修・東京農工大学工学府
11:35-11:55 アバダーとエージェントによるwebシステムでの学習活動の可視化
 藤本祥子・東京学芸大学教育学部
 松浦執・東京学芸大学教育学部
 内藤求・(株)ナレッジシナジー
11:55-12:15 パチクリEQGいろいろ
 蛭子井博孝・卵形線研究センター
  (12:15-13:15 昼休み)
  機械・乗物の形 (座長 佐野理)
13:15-14:15 飛行機とパラシュートの形
 新井紀夫・東京農工大学
  (14:15-14:30 休憩)
  機械・乗物の形 (座長 佐野理)
14:30-14:50 パラシュートの形状特性の研究
 美濃部貴幸・東京農工大学
 高橋俊・東京農工大学
 新井紀夫・東京農工大学
14:50-15:10 羽ばたき航空機に向けた翼に関する研究
 山手瑞貴・東京農工大学
 田近義宏・東京農工大学
 高橋俊・東京農工大学
 新井紀夫・東京農工大学
  (15:10-15:25 休憩)
  形の科学一般(座長 松浦執)
15:25-15:45 バイパス術治療による脳動脈瘤内流れに関する研究
 西田梨奈・東京農工大学
 馬場拓真・東京農工大学
 高橋俊・東京農工大学
 新井紀夫・東京農工大学
15:45-16:05 固体球の流体衝突による界面不安定性
 桂木洋光・名古屋大学大学院環境学研究科
16:05-16:25 粘性流による粒状体中の半球形空洞の崩壊過程
 山田悠平・東京農工大学工学府
 佐野治翔・東京農工大学工学府
 佐野理・東京農工大学工学府
16:25-16:45 渦輪の衝突による粒状体表面へのパターン形成
 吉田隼也・東京農工大学工学府
 佐野理・東京農工大学工学府
  (16:45-17:00 休憩)
  形の科学一般 (座長 桂木洋光)
17:00-17:20 鉛直加振による粒状体のUndulation形成の研究
 土勢督史・東京農工大学工学府
 佐野理・東京農工大学工学府
17:20-17:40 砂漣形成の初期条件依存性
 石井一輝・東京農工大学工学府
 佐野理・東京農工大学工学府
17:40-18:00 水平アクリル円筒における粒状体の回転偏析の実験
 大沼誠・東京農工大学工学府
 佐野理・東京農工大学工学府
18:00-18:20 内部に高粘度の液体を含む円筒の斜面上の回転落下運動と液面形状
 栗川連・東京農工大学工学部
 平山修・東京農工大学工学部

 

11月17日(土):第2日目
8:30-9:00 受付
  形の科学一般 (座長 本多久夫)
9:00-9:20 小突起物を貼付した物体のスティックスリップ運動とマグニチュード分布
 石井雄基・東京農工大学工学部
 見上聡彦・東京農工大学工学部
 川崎祐樹・東京農工大学工学府
 平山修・東京農工大学工学府
9:20-9:40 カワセミAlcedo atthisの構造色 1. 羽枝の海綿体状組織とその形態計測
 小作明則・獨協医科大学医学総合研究所
 宮本潔・獨協医科大学医学総合研究所
9:40-10:00 3Dゲノムユニバースの開発:様々な生物種ゲノムの3次元空間へ投影・可視化の試み
 相田拓洋・埼玉大学大学院理工学研究科
 西垣功一・埼玉大学大学院理工学研究科,埼玉大学工学部機能材料工学科
  (10:00-10:15 休憩)
  形の科学一般 (座長 根岸利一郎)
10:15-10:35 バッキーボール式殻孔枠配列の外層殻をもつ中生代放散虫Pantanellium
 松岡篤・新潟大学
 吉野隆・東洋大学
 岸本直子・摂南大学
 石田直人・新潟大学
 栗原敏之・新潟大学
 木元克典・(独)海洋研究開発機構
10:35-10:55 莢がねじれて藤の実がはぜる
 本多久夫・兵庫大学
10:55-11:15 樹木1本の小枝の太さの対数正規分布
 小山耕平・京都大学生態学研究センター
 才木真太朗・京都大学生態学研究センター
 奥野匡哉・京都大学生態学研究センター
 石田厚・京都大学生態学研究センター
  展示 (座長 松岡篤)
11:15-11:20 ウシの石刻絵画のスタイルとウシの役割の関係
 髙木隆司・神戸芸術工科大学
 出原立子・金沢工業大学情報学部
 水野慎士・愛知工業大学情報科学部
11:20-11:25 液滴・液流の形
 加藤雅貴・埼玉県立浦和東高校
 河野健吾・工学院大学工学部
 新井田恵美・東洋大学大学院社会学研究科
 原田新一郎・目白大学保健医療学部
11:25-11:30 フィボナッチらせんを構成する点配置の優良格子点法の点配置への適用
 根岸利一郎・埼玉工業大学
 関口久美子・埼玉工業大学
11:30-11:35 Aspergillus属が形成する同心円パターン
 平良和大・岐阜医療科学大学保健科学部放射線技術学科
 高田宗樹・福井大学大学院工学研究科
 渥美龍男・岐阜医療科学大学保健科学部放射線技術学科
  (11:35-13:00 昼休み)
(運営委員会開催)
  機械・乗物の形 (座長 平山修)
13:00-13:30 繊維機械について
 壁矢久良・元東京農工大学
13:30-15:00 東京農工大学 科学博物館見学ツアー
  機械・乗物の形 招待講演(座長 平山修)
15:15-16:15 カー・ロボティクス–ぶつからないクルマの形–
 ポンサトーン・ラクシンチャラーンサク・東京農工大学
  (16:15-16:30 休憩)
  機械・乗物の形 招待講演(座長 高田宗樹)
16:30-16:50 アクティブ操舵と制駆動力配分を用いた車線追従制御の理論解析
 平尾基裕・東京農工大学
 ポンサトーン・ ラクシンチャラーンサク・東京農工大学
16:50-17:10 ドライビングシミュレータを用いた危険予測運転支援システムの開発
 江澤和浩・東京農工大学
 ポンサトーン・ラクシンチャラーンサク・東京農工大学
17:10-17:30 秋田県角館町飾山の形からわかること
 久保光徳・千葉大学大学院
 坪郷英彦・山口大学人文学部
 北村有希子・千葉大学大学院
 田内隆利・千葉大学大学院
17:30-17:50 滑らかに転がる多面体の研究
 手嶋吉法・千葉工業大学工学部機械サイエンス学科
18:00 懇親会 エリプス3階

 

11月18日(日):第3日目
9:00-9:30 受付
  機械・乗物の形 招待講演 (座長 佐野理)
9:30-10:30 ライト兄弟から宇宙船まで
 須藤正道・東京慈恵会医科大学宇宙航空医学研究室
  (10:30-10:45 休憩)
  機械・乗物の形 (座長 杉本剛)
10:45-11:05 一人乗り太陽熱飛行船の設計について
 阿竹克人・株式会社 阿竹研究所
11:05-11:25 水上翼船の夢
 髙木隆司・神戸芸術工科大学
  (11:25-11:35 休憩)
  形の科学一般/形と知 (座長 山口喜博)
11:35-11:55 津波避難の数理モデル
 栗田治・慶應義塾大学理工学部
11:55-12:15 個体差と気象条件を考慮した搾乳量と乳成分率のモデリング
 矢野真知子・自由学園最高学部
 島津秀康・School of Biology, University of St. Andrews
 遠藤敏喜・自由学園最高学部
  (12:15-13:15 昼休み)
  形の科学一般/形と知 (座長 手嶋吉法)
13:15-13:35 可積分系とスメールの可逆馬蹄をつなぐ連結写像
 山口喜博・帝京平成大学
13:35-13:55 Ahaの体験-アルキメデスの求積3題
 杉本剛・神奈川大学
13:55-14:15 多面体筒(ダイヤカット缶)の数理
 三浦公亮・JAXA宇宙科学研究所
14:15-14:35 Edge-to-Edgeタイル張り可能な凸五角形タイルと非周期的Edge-to-Edgeタイル張り可能な凸多角形
 杉本晃久・科学芸術学際研究所ISTA
  (14:35-14:50 休憩)
  形の科学一般/形と知 (座長 髙木隆司)
14:50-15:10 多角形で鶴を折る
 横田至明・TAMA市民塾
15:10-15:30 3次元の体感による新しい書写指導の実践的研究
 沓名健一郎・静岡大学教育学部
15:30-15:50 詩‐音楽‐映像における表現の相互関係
 渡辺泰成・千葉工大総合研究所,NPO・科学芸術学際研究所ISTA
 柴崎謙一・NPO・科学芸術学際研究所ISTA
15:50-15:55 閉会の辞 (散会)

 

発表希望セッション

以下1~5から一つ選んでお申し込みください  1.機械・乗物の形:第74回シンポジウムメインテーマ  2.形の科学一般:あらゆる分野での形にかかわる自由な内容の講演を受け付けております。  3.形と知:分野を問わず、自由な形式での、哲学・人文・芸術・デザイン・教育・作品紹介などあらゆるタイプの活動のご紹介。  4.展示:自由な形式の作品・研究発表ポスターなどの展示。展示作品をもちいた実演、販売も行えます。展示のみの場合、5分間のご講演もお願いする予定です。  5.Forum:自由なテーマで、各自の研究領域の問題や成果、興味深い「かたち」に関する話題などをご紹介いただけます。分野を越えて興味を高め合う場にいたしますので、専門的な詳細の説明は最小限にとどめ、非専門家にも分かるような発表をお願いします。また、Forum講演者には、シンポジウムにForma誌(カテゴリー:Forum)への4枚以内の投稿原稿をご持参いただきます。講演時間と討論時間を10分ずつ設ける予定です。 <注意事項> 〇ご講演はお一人一件までとします。 〇発表時間は20分(5分程度の質疑応答を含む)を予定しています。 〇「展示」のセッションでは自由な形式の作品・研究発表ポスターなどを展示していただくことができます。展示作品をもちいた実演、販売も行うことができます。 〇講演申込をした方は、「参加(聴講)申込み」は不要です。

最終更新日: 2014年8月28日
2012年08月24日金曜日/2012-08-24T13:05:38+09:00 category : シンポジウム, 学会情報 タグ: , , ,
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