第69回形の科学シンポジウム「かたちと人間」(東京学芸大学)形の科学会 Society for Science on Form, Japan
第69回形の科学シンポジウム 「かたちと人間」
【主催】形の科学会 【会期】2010 年6 月25 日(金),26 日(土),27 日(日) 【会場】東京学芸大学 20 周年記念飯島同窓会館 〒184-8501 東京都小金井市貫井北町4-1-1 交通アクセス:http://www.u-gakugei.ac.jp/10sougou/01general/z03.html(小金井キャンパス。JR 中央線武蔵小金井駅 からバスまたは徒歩。JR 中央線国分寺駅から徒歩)キャンパス地図:http://www.u-gakugei.ac.jp/pdf/2005_A4_map.pdf 【世話人】松浦執 〒184-8501 東京都小金井市貫井北町4-1-1 東京学芸大学基礎自然科学講座 Tel&Fax: 042-329-7541 E-mail: shumats0@gmail.com 【参加費】会員・非会員とも一般3000 円、学生1500 円 【懇親会】2010 年6 月26 日(土)18:00「第2 武蔵野ホール1F カフェ」 【懇親会費】(会員・非会員ともに一般4000 円,学生1000 円で検討中) 【宿泊案内】中央線沿線の吉祥寺、三鷹駅付近などのホテルが便利です。都心のホテルからも通えます。プログラム
6 月25 日(金)
9:00 受付開始 形の科学一般 9:30-9:55 中生代放散虫Pantanellium の外層殻にみられる27 個の殻孔の配列 松岡篤1,吉野隆2,栗原敏之1,石田直人1,木元克典3,岸本直子4,松浦執5(1 新潟大学理学部,2 東洋大学理工学部, 3(独)海洋研究開発機構地球環境観測研究センター,4 京都大学工学研究科,5 東京学芸大学教育学部) 9:55-10:20 汎用的な光学機器を用いた化石の三次元形状データ取得法 吉岡翼1、松岡篤2(1 新潟大学大学院自然科学研究科、2新潟大学理学部地質科学科) 10:20-10:45 放散虫Mirifusus 属の殻形態から着想した3次元フレーム構造の力学特性 岸本直子1、吉野隆2、石田直人3、木元克典4、栗原敏之1、松岡篤1、松浦執5(1 科学技術振興機構/京大, 2 東洋大学理工学部,3 新潟大学理学部,4(独)海洋研究開発機構地球環境観測研究センター,5 東京学芸大学教育学部) (休憩10:45-10:50) 形の科学一般 10:50-11:15 ペンローズ・パターンの折り紙モデル 石原正三(埼玉県立大学保健医療福祉学部) Forum 11:15-11:40 面積・体積・超体積の考え方について 阿竹克人(株式会社阿竹研究所) 展示解説 11:40-11:45 反復学習のための算数図形分野の問題集自動生成アルゴリズム 小山量平(ロイダック) (11:45-13:00 昼休み+展示) 形の科学 13:00-13:25 空間充填に関する二、三の結果 佐藤郁郎,中川宏,金原博昭,秋山仁(宮城県立がんセンター, 東海大学教育開発研究所) 13:25-13:50 Edge-to-edge タイル張り可能な凸五角形 杉本晃久(科学芸術学際研究所ISTA) 13:50-14:15 7 次のルーペ魔方陣に表れる SYLO 形 東川和夫(富山大学理学部) (休憩14:15-14:25) 形と知 14:25-14:50 正多角形が作る芒星の数と星型正多角形 横田至明(東京藝術大学デザイン科) 形の科学 14:50-15:15 美の幾何学XI: 立体幾何学と解析力学 小川泰(産業技術総合研究所(客員),科学芸術学際研究所,筑波大学(名誉教授)) 15:15-15:40 円が円運動した軌跡として現れる数学曲面―立体模型の作製と視覚障害者による触覚認識 手嶋吉法1,6、小川泰1,2,6、池上祐司1,3,6、大内進4、金子健4、藤芳衛5、山澤建二3、渡辺泰成1,3,6(1 産業技術総合研究所先進製造プロセス研究部門, 2 筑波大学名誉教授,3 理化学研究所 ラピッド・エンジニアリングチーム, 4 国立特別支援教育総合研究所, 5 大学入試センター, 6 科学芸 術学際研究所(ISTA)) 展示解説 15:40-15:45 数学曲面の立体模型―視覚と触覚による立体認識の為に 手嶋吉法1,6、小川泰1,2,6、池上祐司1,3,6、大内進4、金子健4、藤芳衛5、山澤建二3、渡辺泰成1,3,6(1 産業技術総合研究所先進製造プロセス研究部門, 2 筑波大学名誉教授, 3 理化学研究所 ラピッド・エンジニアリングチーム, 4 国立特別支援教育総合研究所, 5 大学入試センター, 6 科学芸 術学際研究所(ISTA)) 15:45-15:50 陶芸作品「Breathing Cube」シリーズ – 触りたくなる形について 竹野美奈子(タケノセラミックラボ) (休憩15:50-16:00) 招待講演(公開) 16:00-16:50 触覚からひらく人工現実と形の世界 嵯峨智(獨東北大学大学院情報科学研究科) 16:50-17:40 かわいい人工物の系統的研究 ‐かわいい形・色・質感‐ 大倉典子(芝浦工業大学工学部情報工学科) Forum 17:40-18:05 サイエンスとアートの関連を話し合う会 高木隆司1、松浦執2(1 神戸芸術工科大学(科学芸術学際研究所理事長)、2 東京学芸大学)6 月26 日(土)
8:50 受付開始 形の科学 9:00-9:25 輝く色彩の尾をもつ幼体のニホントカゲ(Plestiodon japonicus)表皮の微細構造Ⅱ 小作明則,宮本潔(獨協医科大学医学総合研究所) 9:25-9:50 球面上の Vertex Dynamics モデル 吉野隆1,岸本直子2,松岡篤3,栗原敏之3,石田直人3,木元克典4,松浦執5(1 東洋大学理工学部,2 京都大学工学研究科,3 新潟大学理学部,4(独)海洋研究開発機構地球環境変動領域, 5 東京学芸大学教育学部) 9:50-10:15 蛍光試薬PDMPO と生態観察にもとづく放散虫の骨格形成に関する新知見 鈴木紀毅1, 辻 彰洋2, 大金薫2(1 東北大学・理・地学,2 国立科学博物館・植物) (休憩10:15-10:25) 形の科学 10:25-10:50 Cancer(“蟹”に喩えられた癌)の組織立体構築と病理診断 青葉孝昭、島津徳人、工藤朝雄、田谷雄二、佐藤かおり、柳下寿郎(日本歯科大学生命歯学部病理学講座) 10:50-11:15 ヒトの腕の慣性モーメントの計測 平山修(東京農工大学工学府機械システム工学専攻) Forum 11:15-11:40 バラ (赤バラ) の定理の証明 蛭子井博孝(卵形線研究センター) 展示解説 11:40-11:45 椎骨の拡大模型の作製 ―視覚障害者の解剖学理解の為に 寺口さやか, 手嶋吉法,中島善人,中野司(広島県立広島中央特別支援学校) 11:45-11:50 感染症伝播様式についての考察 流田智史(橋本市民病院) (11:50-13:10 昼休み+展示) 特別講演(公開) 13:10-13:40 Solving for The Unknown: Foundation ofMath and Art Bahman Kalantari(Dept. of Computer Science, Rutgers Univ.) 13:40-14:05 Math Art Workshop (Kalantari 先生指導) 招待講演(公開) 14:10-15:00 人々が立体映像に求めてきたもの、立体映像がもたらすもの 大口孝之(映像ジャーナリスト) (15:00-15:10 休憩) かたちと人間 15:10-15:35 新しい立体映像技術がもたらす効用 髙田宗樹1,2, 宮尾克3, 高田真澄2, 山本哲也2,4, 杉浦明弘4, 渡邉智之5, 大森正子6, 長谷川聡7(1 福井大学大学院工学研究科, 2 愛知医科大学医学部, 3 名古屋大学大学院情報科学研究科, 4 岐阜医療科学大学保健科学部, 5 愛知学院大学心身科学部, 6 神戸女子大学家政学部, 7 名古屋文理 大学情報文化学部) 15:35-16:00 近代絵画と近代技術――近代技術的環境における心性の変容の図像解釈学的研究 秋丸知貴(日図デザイン博物館) 16:00-16:25 パソコンによる文様と形の描画 総合報告 小林英子,小国力((有)ケプラ社) (休憩 16:25-16:30) 16:30-16:55 モデュール表を使った造形譜のための構成システム 笹田晋司1,石垣健2(1 日本電子専門学校,2 アルスノート研究所) 16:55-17:20 平仮名の字体に関する考察~横書きに適した新しい形について~ 沓名健一郎(名古屋市立大学大学院システム自然科学研究科) 17:20-17:50 総会、学会賞授与式 18:00-20:00 懇親会(第2 武蔵野ホール1F カフェ)6 月27 日(日)
8:50 受付開始 形の科学 9:00-9:25 テント写像における素数の奇妙な振る舞い 山口喜博(帝京平成大学) 9:25-9:50 太陽電池変換効率が集電線パターンの工夫により1.2 倍程度向上する 大日方 圭,竹田 康彦,元廣 友美(豊田中央研究所) 9:50-10:15 アファイン・ワイル群とラプラシアンの境界値固有値問題 星川良紀(重信中学校) (休憩 10:15-10:20) 10:20-10:45 正多面体と平行多面体の元素定理 秋山仁1,佐藤郁郎2,中川宏2(1 東海大学教育開発研究所、2 宮城県立がんセンター) 10:45-11:10 円錐曲線の代表長「通径」概念の変遷 杉本剛(神奈川大学工学部) Forum 11:10-11:35 複数回の折畳みにおける形に起因する非線形性について ―セミウィンザーノットによるネクタイ結び― 元廣友美(㈱豊田中央研究所) 11:35-12:00 対流系におけるカオスと時空カオス 日高芳樹,甲斐昌一(九州大学工学研究院) (12:00-13:00 昼休み+展示) 招待講演(公開) 13:00-13:50 人工現実エンターテイメントにおける形の表現と役割 星野准一(筑波大学大学院システム情報工学研究科) 13:50-14:40 かたちと人間—手と眼を巡って 金子務(形の文化会会長) かたちと人間 14:40-15:05 岩絵から古代人のメッセージを読む 高木隆司1、水野慎士2、出原立子3、柏原牧人4(1 神戸芸術工科大学デザイン学部,2 愛知工業大学情報科学部,3金沢工業大学情報学部,4 コロナ社編集部) 15:05-15:30 剣道における正面打ち動作の解析 平田隆幸、黒瀬祐希(福井大学大学院工学研究科知能システム工学専攻)展示の部(6 月25 日~6 月27 日)
(P1) 椎骨の拡大模型の作製 ― 視覚障害者の解剖学理解の為に 寺口さやか1, 手嶋吉法2,中島善人3,中野司4(1 広島県立広島中央特別支援学校, 2 産業技術総合研究所先進製造プロセス研究部門, 3 産業技術総合研究所地圏資源環境研究部門, 4 産業技術総合研究所地質調査情報センター) (P2) 数学曲面の立体模型―視覚と触覚による立体認識の為に 手嶋吉法1,6、小川泰1,2,6、池上祐司1,3,6、大内進4、金子健4、藤芳衛5、山澤建二3、渡辺泰成1,3,6(1 産業技術総合研究所先進製造プロセス研究部門, 2 筑波大学名誉教授, 3 理化学研究所 ラピッド・エンジニアリングチーム, 4 国立特別支援教育総合研究所, 5 大学入試センター, 6 科学芸術学際研究所(ISTA)) (P3) 陶芸作品「Breathing Cube」シリーズ – 触りたくなる形について 竹野美奈子(タケノセラミックラボ) (P4) 面積・体積・超体積の考え方について 阿竹克人(株式会社阿竹研究所) (P5) 7 次のルーペ魔方陣に表れるSYLO 形 東川和夫(富山大学理学部) (P6) 反復学習のための算数図形分野の問題集自動生成アルゴリズム 小山量平(ロイダック) (P7) 感染症伝播様式についての考察 流田智史(橋本市民病院) (P8) 科学玩具等の展示・販売 前畑謙次, 有馬司朗((株)イメージミッション木鏡社) (P9) Vizualizer の展示 時山響子(株式会社ヴォルフビジョン) (P10) Google Earth 立体映像ナビゲーション 秋山正樹, 鴨川威(株式会社岩根研究所, (株)フェニックス) (P11) ペンローズ・パターンの折り紙モデル 石原正三(埼玉県立大学保健医療福祉学部)
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