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第87回形の科学シンポジウム「生物と医学にまつわる形と物理法則」@東京慈恵会医科大 2019.6/7-9形の科学会 Society for Science on Form, Japan

第87回形の科学シンポジウム「生物と医学にまつわる形と物理法則」@東京慈恵会医科大学

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  生物は、自然淘汰の中で長い時間をかけて、その生息する環境や生活様式に合うように形や構造、身体を構成する物質が進化してきたと考えられる。それは生活条件を支配する物理法則により最適化された形や構造、材質と言える。人間には思いもつかない驚くべき構造や材質で、環境に対する高度な適応を実現している場合も少なくない。高度に適応しているがゆえに、魚類のサメと哺乳類のイルカ、有袋類のフクロオオカミと哺乳類のオオカミなど、全く異なる種であるにも拘らず、同様の形をした動物が現れることがある(収斂進化)。
  生物の高度に適応した形状は驚異的な性能を示すことがあり、水の抵抗を押さえたカワセミのくちばし、羽音を立てないフクロウの翼、壁に張り付くヤモリの足の裏、汚れを寄せ付けない蓮の葉の表面構造などは生物模倣(バイオミメティクス)として工学的に応用されている。
  生物は個体の形状だけでなく、生態学的にも環境要因により、様々なクラスターやコロニー、分布を示し、科学的興味や工学的応用の対象となってきた。カメラは目の構造に似ており、心臓はポンプ、ガス交換を行う肺胞や毛細血管は工学的に設計された熱交換器、腎臓は中空糸型海水淡水化用逆浸透膜と似ている。最近、話題の人工知能で用いられるニューラルネットワークも神経系を真似たものである。その裏側には物理法則がある。実際、抵抗血管を流れる血液の流量と血圧の関係はオームの法則と関係づけられ、血管網は電気回路網としてモデル化される。また、抵抗血管は血液を流すのに必要な仕事を最小にするように枝分かれしていると言われる。
  医学の分野では、疾病で不具合が生じた場合、当該の臓器などをバイオメカニクス的に捉え直し、処置前に対処法を検討することが行われるようになった。血管のバイパス手術のつなぎ方、脊椎の圧迫骨折の対処や人工関節を入れる場合など、バイオメカニクス的手法で組織にかかる応力などを検討した後に施術が行われる。
  本シンポジウムでは、生物が進化の過程で獲得してきた機能的形状や構造、医学などで生物をバイオメカニクス、バイオインフォマティクス的に捉え、それに基づく形や構造のリエンジニアリングや物理法則の新たな知見について、一堂に会し、理解と議論を深めたいと思います。

【招待講演・特別講演】

未定(確定後、掲載します)

開催概要

【会 期】 2019年6月7日(金)~9日(日)
【会 場】 東京慈恵会医科大学 国領キャンパス < アクセス 地図 >
      講演会場:医学科国領校6号館620教室
【住 所】 〒182-8570 東京都調布市国領町8-3-1
【主 催】  形の科学会
【代表世話人】 植田 毅(東京慈恵会医科大学医学部物理学研究室)
【問合せ先】E-mail: tsuyoshi_ueta[at]jikei.ac.jp
    ([at]を半角@で置き換えて下さい)
【参加費】 会員・非会員ともに一般5,000円、学生1,000円
【懇親会日程】 2019年6月8日(土)
【懇親会会場】 学生食堂 BELLA(ベラ)
【懇親会費】 未定(決まり次第、掲載します)

参加申し込み

【講演申込締切日】 2019年4月20日(土) 講演申込
【予稿提出締切日】 2019年5月3日(金) 予稿提出
【参加申込締切日】 2019年5月28日(火) 参加申込(講演代表者以外)
※当日参加も可能ですが、懇親会に参加される場合は必ず事前に申込みしてください。
シンポジウム予稿テンプレートのダウンロード
(DOCX形式・Word2007以降用*)

1. 「生物と医学にまつわる形と物理法則」:第87回シンポジウムメインテーマ
2. 形の科学一般:あらゆる分野での形にかかわる自由な内容の講演を受け付けております。
3. 形と知:分野を問わず、自由な形式での、哲学・人文・芸術・デザイン・教育・作品紹介などあらゆるタイプの活動のご紹介。
4. ジュニアセッション:ジュニア会員のご研究発表。
5. 展示:自由な形式の作品などの展示。展示作品をもちいた実演、販売も行えます。展示のみの場合、5分間のご講演もお願いする予定です。
6. Forum:自由なテーマで、各自の研究領域の問題や成果、興味深い「かたち」に関する話題などをご紹介いただけます。分野を越えて興味を高め合う場にいたしますので、専門的な詳細の説明は最小限にとどめ、非専門家にも分かるような発表をお願いします。また、Forum講演者には、シンポジウムにForma誌(カテゴリー:Forum)への4枚以内の投稿原稿をご持参いただきます。講演時間と討論時間を10分ずつ設ける予定です。
<注意事項>
〇発表時間25分(講演20分+質疑応答5分)を予定しています。
〇学生または院生の方で、短めの講演時間(講演10分+質疑応答5分)を希望される場合は、講演申込時に明記してください。
〇講演申込をした方(代表者)は、「参加(聴講)申込みフォーム」は不要です。

 

シンポジウム予稿集


第87回形の科学シンポジウム予稿集PDF(予定)
参加者には会場で予稿集(冊子体)を配布します。


プログラム


未定(確定後、掲載します)



アクセスマップ


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代表世話人:植田毅 事務局シンポジウム担当:手嶋吉法、石原正三 事務局長:松浦執 WEB担当:沓名健一郎、海野啓明





最終更新日: 2019年2月21日
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