Home » シンポジウム » 第82回形の科学シンポジウム「産業技術とかたち」@産業技術総合研究所つくばセンター 10/7-9

第82回形の科学シンポジウム「産業技術とかたち」@産業技術総合研究所つくばセンター 10/7-9形の科学会 Society for Science on Form, Japan

第82回形の科学シンポジウム「産業技術とかたち」@産総研つくばセンター

sansoken

 会場となる産業技術総合研究所は、エネルギー・地球環境・バイオ・材料・エレクトロニクス・計量標準などに関わる産業技術の研究・開発を行っている我が国最大級の公的研究機関です。かたちは、そのような産業指向の研究・開発でも重要なキーワードです。なぜなら、製品の機能を最大限に発揮させるためには「かたちの良さ」が求められるからです。たとえば、大きなものでいえばプラントやロボットのデザインが重要であり、小さなものでいえば薬やナノテク製品の分子構造のデザインが重要です。また、物体ではありませんが、情報産業ではネットワーク構造の解析が重要です。これらの産業でのかたち研究の多様性を確認するとともに、対象が異なるが同じ手法が使えそうだ等の異分野交流を目的として、今回、「産業技術とかたち」というメインテーマで開催したいと思います。このほか、本開催においても通常通り、形の科学一般のご講演もお待ちしております。

招待講演(公開講演:入場無料)

第82回シンポジウムの招待講演2件が決まりました。

西尾 憲吾(産業技術総合研究所 機能材料コンピュテーショナルデザイン研究センター)
材料の原子構造を表現するための多面体の命名法
佐川 立昌(産業技術総合研究所 知能システム研究部門)
構造化光投影による3次元計測の分類とワンショット動体形状計測法
佐川 立昌(産業技術総合研究所) 川崎 洋(鹿児島大学) 古川 亮(広島市立大学)

多くの皆様のご来場をお待ちいたしております。

開催概要

82th-Poster-s【会期】 2016年10月7日(金),8日(土),9日(日)
【会場】国立研究開発法人 産業技術総合研究所
    つくばセンター
   <講演会場> 講堂(つくばセンター共用講堂1階)
   <展示会場> ホワイエ(同1階)
【住所】国立研究開発法人 産業技術総合研究所つくば本部
   〒305-8560 茨城県つくば市梅園1-1-1
   中央第1 つくば本部・情報技術共同研究棟
   つくば総合案内
   電話:029-861-2000(代)
【交通アクセス】
  産総研つくばセンターアクセス情報
【主催】 形の科学会
【後援】 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
【代表世話人】中島善人(産業技術総合研究所)
  問合せ先 E-mail: nakashima.yoshito@aist.go.jp ([@を半角で置き換えてください)
【参加費】 会員・非会員ともに一般5000円、学生1000円 (金額は予定額)
【懇親会】 2016年10月7日(金) 夕方に予定しています
【懇親会会場】つくばセンター 共用講堂1階 ホワイエ
【懇親会費】 一般4,000円,学生1,000円(金額は予定額)

参加申し込み

【講演申込締切日】 2016年8月25日(木) 講演申込
【予稿提出締切日】 2016年9月8日(木) 予稿提出
【参加申込締切日】 2016年9月30日(金) 参加申込(講演代表者以外)
※当日参加も可能ですが、懇親会に参加される場合は必ず事前に申込みしてください。

発表種別(以下1~6から一つ選んでください)
1. 産業技術とかたち:第82回シンポジウムメインテーマ
2. 形の科学一般:あらゆる分野での形にかかわる自由な内容の講演を受け付けております。
3. 形と知:分野を問わず、自由な形式での、哲学・人文・芸術・デザイン・教育・作品紹介などあらゆるタイプの活動のご紹介。
4. ジュニアセッション:ジュニア会員のご研究発表。
5. 展示:自由な形式の作品・研究発表ポスターなどの展示。展示作品をもちいた実演、販売も行えます。展示のみの場合、5分間のご講演もお願いする予定です。
6. Forum:自由なテーマで、各自の研究領域の問題や成果、興味深い「かたち」に関する話題などをご紹介いただけます。分野を越えて興味を高め合う場にいたしますので、専門的な詳細の説明は最小限にとどめ、非専門家にも分かるような発表をお願いします。また、Forum講演者には、シンポジウムにForma誌(カテゴリー:Forum)への4枚以内の投稿原稿をご持参いただきます。講演時間と討論時間を10分ずつ設ける予定です。
<注意事項>
〇ご講演はお一人一件までとします。
〇発表時間25分(講演20分+質疑応答5分)を予定しています。
〇「展示」のセッションでは自由な形式の作品・研究発表ポスターなどを展示していただくことができます。展示作品をもちいた実演、販売も行うことができます。
〇講演申込をした方は、「参加(聴講)申込みフォーム」は不要です。


シンポジウム予稿集


第82回形の科学シンポジウム予稿集PDF
参加者には会場で予稿集(冊子体)を配布します。

 

プログラム

(変更される可能性があります)

10月7日(金)(第1日目)
13:30-14:00 受付
14:00-14:05 開会の辞
産業技術とかたち(公開講演)
【招待講演】
14:05-14:55 材料の原子構造を表現するための多面体の命名法
西尾憲吾(産業技術総合研究所)
14:55-15:45 構造化光投影による3次元計測の分類とワンショット動体形状計測法
佐川立昌(産業技術総合研究所)、川崎洋(鹿児島大学)、古川亮(広島市立大学)
  (15:45-16:00 休憩)
形の科学一般
16:00-16:25 対称周期軌道の安定性は何が決めているのか
山口喜博(元帝京平成大学)
16:25-16:50 ニュートン力学誕生そしてヤコブ・へルマンの逆問題解析
ウェルフェア ジャスティン飛鳥(神奈川大学大学院)、山口幸(同)、杉本剛(同)
Forum
16:50-17:10 反応拡散アルゴリズムを用いた肝類洞パターン抽出法とその応用
昌子浩登(京都府立医科大学)、山田耕太郎(阿南工業高等専門学校)

 

17:30-19:30  懇親会 (共用講堂1Fホワイエ)

10月8日(土)(第2日目)
9:30-10:00 受付
展示説明(質疑無し、1件5分)
10:00-10:05 数理を応用したアート制作
高木隆司(東京農工大学)、山岡久俊
10:05-10:10 大学生に対するアンケートによる2009年~2015年の糸魚川ジオパーク認知度の推移
大河内春香(新潟大学)、松岡篤(同)
10:10-10:15 放散虫のトランプ
松岡篤(新潟大学)、大河内春香(同)
形の科学一般
10:15-10:40 福島第1原発の放射能汚染パターン
小川進(長崎大学)、斎藤恵介(同)
10:40-11:05 凸五角形(Rice1995)を用いて形成出来るタイリング
杉本晃久(科学芸術学際研究所 ISTA)
11:05-11:30 第15回国際放散虫研究集会 (新潟,2017年)と形の科学
松岡篤(新潟大学)
11:30-13:00 昼休み
(11:45-12:45 運営委員会 共用講堂1F 小会議室)
形と知
13:00-13:25 長方形の可撓体の一部を重ね合わせて作る立体の研究
阿竹克人(阿竹研究所)
13:25-13:50 ポリゴンメッシュで再現された歴史的木彫に対する形態分析
王健(千葉大学)、久保光徳(同)
13:50-14:15 平面画像の立体認識による分離方法と製品
鈴木英雄(株式会社一心助け)、鈴木博英(同)
  (14:15-14:30 休憩)
形と知
14:30-14:55 可視化された相互コメントの時間的変化の分析
河野広和(東京学芸大学附属世田谷小学校)、松浦執(東京学芸大学)
14:55-15:20 3次元技術の活用によるカンボジア文化遺産の模型作製
内田龍之介(千葉工業大学)、宮本圭佑(同)、手嶋吉法(同)
形の科学一般
15:20-15:45 空間曲線による幾何学模様の生成
森田克己(札幌大谷大学)

 


10月9日(日)(第3日目)
9:30-10:00 受付
形の科学一般
10:00-10:25 筋電及び動作解析からみた剣道
西畑大輔(福井大学大学院)、髙田宗樹(同)、平田隆幸(同)
10:25-10:50 シミュレーションから連なり線を決定する新手法
根岸利一郎(埼玉工業大学)、関口久美子(同)、内田正哉(同)
  (10:50-11:05 休憩)
形の科学一般
11:05-11:30 画像セグメンテーション用アルゴリズムGrowCutの紹介
中島善人(産業技術総合研究所)
11:30-11:55 触覚学習用地球儀の開発と評価
手嶋吉法(千葉工業大学)、細谷洋介(同)、酒井一磨(同)、中野司(産業技術総合研究所)、田中明子(同)、青松利明(筑波大学附属視覚特別支援学校)、山澤建二(理化学研究所)
11:55-12:00 閉会の辞

アクセス

http://www.aist.go.jp/aist_j/guidemap/tsukuba/center/tsukuba_map_c.html

 

代表世話人:中島善人 事務局シンポジウム担当:手嶋吉法、石原正三 予稿・論文担当:吉野隆 事務局長:松浦執

最終更新日: 2017年3月2日
2016年08月09日火曜日/2016-08-09T18:19:59+09:00 category : シンポジウム タグ: , ,
Copyright(c) 2016 形の科学会 Society for Science on Form, Japan All Rights Reserved.